講師プロフィール

ET-English 代表 武田 悦郎(たけだ えつろう)

  • 関西の天理大学国際文化学部を卒業(メンタルケア、言語学専攻)
  • アメリカで日本語教師として、異文化コミュニケーションと教育を実践
  • 外資系企業にて英語の挫折と必要なスキルとは何かを学ぶ
  • 有名学習塾の教室長として、数多くの子どもたちの「やる気」を引き出す
  • 発音特化で使える英語習得・資格取得を目標とした英語スクールET-Englishを設立

Nativeの発音と日本語がわかるからこそ
日本人にあった英語教育を目指しています。

ET-English
札幌市手稲区前田2条11丁目9-8 虹の鳥(手稲駅から徒歩4分)

私がETーEnglishを設立したストーリー

「もう、うちの子はダメなんだ…」

そう呟くお母さんの隣に、いつも座っていた僕がいます。

もしかしたら、あなたも同じように、お子さんのことで一人悩んでいませんか?

「どうして、あの子だけ英語が苦手なんだろう…」

「将来を考えると、どうしても不安で…」

大丈夫。その焦りや不安は、お子さんのことを誰よりも愛している証拠です。

私自身、子どもの頃は英語が大嫌いでした。

小学校のローマ字テストはいつもクラスで下の方。アルファベットの「B」と「D」の区別もつかず、先生に当てられるたび、心臓がドキドキしていました。テスト用紙の赤いバツ印を見るたびに、「自分はダメな子なんだ」と深く落ち込み、「どうして私だけできないんだろう…」と、何度も涙をこらえたことを今でも覚えています。

そんな私が、今、こうして英語を教える仕事をしています。

この変化のきっかけは、ほんのささいなことでした。


「なぜ、わたしは英語が嫌いだったんだろう?」

その答えを求めて、私は行動心理学の扉を叩きました。

大学で、私は「どうすれば、人はやる気を持てるんだろう?」という問いの答えを探すために、心理学の門を叩きました。そこで出会ったのが、アドラー心理学です。

「子どもの行動には、すべて意味がある。」

この言葉は、私の心を大きく揺さぶりました。「やる気がないように見えるのは、本当は何かを訴えているのかもしれない」と気づかされたのです。私は、英語が苦手だったのではなく、「わからない」という不安や、「できない」という挫折感に、どう向き合えばいいかわからなかっただけだったのです。

アドラー心理学は、「自己肯定感」を育むことを最も大切にしています。お子さんが「私には価値があるんだ」と感じられるとき、驚くほど前向きになれます。小さな「わかった!」「できた!」という成功体験を積み重ねることが、お子さんの心を強くし、学習意欲をぐんぐん伸ばす秘訣なのです。


ニューヨークで知った、「完璧な文法」よりも大切なこと

それは、心が通じ合う、かけがえのない瞬間でした。

大学で言語学を学び、英語のメカニズムを深く知った後、私は「活きた英語」を学ぶために、単身アメリカへ渡りました。ホームステイでは、ホストファミリーとの会話で、教科書には載っていない「生きた表現」を学びました。しかし、どれだけ単語や文法を知っていても、発音が悪ければ「通じない」という壁にぶつかりました。相手に何度も聞き返されるたび、自信をなくし、話すことが怖くなっていったのです。

そんな中、ニューヨークで日本語教師として働いた時、私はある光景を目にしました。日本語を学ぶ生徒たちが、完璧な文法でなくても、発音が良いだけで「通じた!」と大喜びしている姿です。ある生徒が、私の指導で発音が良くなった時、「初めて自分の日本語が通じた!こんなに嬉しいなんて…!」と満面の笑顔で言ってくれたんです。

この感動的な経験から、当教室では発音を最も大切にしています。なぜなら、発音の良さは、そのまま「自信」に直結するからです。自信を持って話せるようになると、お子さんは英語をもっと好きになり、会話力が自然と向上します。これは、私が身をもって体験し、たくさんの生徒たちから学んだ、揺るぎない事実です。


「なぜ、うちの子は英語ができないの?」

その理由は、独学では埋められない、深い溝でした。

私は、外資系の会社で働いた時、再び英語の壁にぶつかりました。会議で飛び交うのは、教科書に載っていない「生きた英語」でした。ネイティブの同僚や顧客は、スラングや専門用語を交えながら、矢継ぎ早に話します。そこで求められるのは、単なる知識ではなく、「英語を使って、自分の考えを伝える力」でした。

この経験から、私は「英語は、人に教わり、人に使うことで初めて『活きた知識』になる」と確信しました。当教室では、私が実践で培った「仕事で使える英語」の観点から、単に「話す」だけでなく、「自分の考えを英語で表現する力」を育むことに重点を置いています。


お母さんへ、元教室長としての私からの約束

「先生に褒められてから、あの子、自分から勉強するようになったんです」

以前、有名学習塾で教室長をしていた時、たくさんのお母さんからご相談を受けました。「うちの子、どうしたらやる気を出してくれるんでしょうか?」と、涙ながらに話してくださる方もいました。私は、その子たち一人ひとりの話に耳を傾け、それぞれの「わからない」に寄り添い続けました。

ある時、学校の成績が伸びず悩んでいた生徒がいました。僕は、その子が「ローマ字を完璧に覚える」という小さな目標を立てる手伝いをしました。そして、毎日少しずつ練習し、彼がその目標を達成した時、満面の笑みで報告してくれたんです。

その姿を見たお母さんが、後日こう言ってくれました。

「先生に話を聞いてもらって、子どもの気持ちが分かった気がします。本当にありがとうございます」

お母さん、どうかお子さんの心の声に耳を傾けてあげてください。

その小さな一歩が、お子さんの「やればできる!」という自信につながり、未来を大きく変える力となります。いつか、お子さんからお母さん、英語を習わせてくれてありがとう。おかげで、こんなに素敵な未来が待っていたよ」という言葉を聞ける日が来ると、私は信じています。